A-3  登壇者プロフィール

事例発表者 岡崎 広樹 さん

芝園団地自治会事務局長

 

2014年、人口4,600人の内、約2,600人が外国人住民の芝園団地に住み始めて、外部の学生団体「芝園かけはしプロジェクト」と協働しつつ、外国人住民を交えて地域づくりを進める「開かれた自治会構想」を推進。

また、欧州評議会Intercultural Cities programmeを調査し、第2次川口市多文化共生指針策定委員を務めるなど、様々な視点で多文化共生の地域づくりに携わってきた。

最近は、中央公論や朝日新聞出版「Journalism」、PHP総研などへの寄稿や各地での講演を通じて、隣近所が外国人住民の時代を考える機会づくりに精を出している。 自治会は、2017 年度国際交流基金「地球市民賞」を受賞。個人として、2018年度日本青年会議所「人間力大賞総務大臣奨励賞」を受賞。

撮影:浅野剛


事例発表者 今野 均 さん

片平地区まちづくり会 会長

 

2013年4月に「片平地区まちづくり会」 を設立。東日本大震災時には、片平地区および花壇大手町町内会の防災対策本部長として活動した。また、仙台市指定避難所を本格的に運営したが、避難所に集まった多くの外国人避難者の対応に苦慮した経験をふまえ、仙台国際交流協会(現在の仙台観光国際協会)と協働し、外国人住民も参加する防災訓練を企画・運営する。その後も、防災だけではなく、『ウェルカム片平』『かたひらまちあるきマップ』の発行など、子育て世代、高齢者、学生、外国人など多様な住民が暮らす地域づくりに取り組んでいる。


進行 藤井 美香 さん

公益財団法人横浜市国際交流協会 多文化共生推進課 

 

民間企業および留学団体を経て、横浜市国際交流協会に就職。横浜市国際学生会館(留学生宿舎)で施設運営や交流事業に携わったのち、多文化共生業務に携わる。現在の担当である地域日本語教育や外国につながる子ども支援等のほか、これまでに外国人相談窓口、通訳派遣、災害時対応事業などに従事してきた。多くのボランティアとの関わりなどから「コミュニケーションの場づくり」に関心をもち、ホワイトボード・ミーティング®などにも取り組んでいる。(一財)自治体国際化協会認定多文化共生マネージャー。


進行 菊池 哲佳 さん

(一社)多文化社会専門職機構 事務局長/(公財)仙台観光国際協会 国際化推進課 所属

 

2000年仙台国際交流協会(現在の仙台観光国際協会)に入職後、外国人相談、多文化防災、外国につながる子どもの支援事業などに携わる。本務のほか、2017年に設立された多文化社会専門職機構(TaSSK)の事務局長を設立当初より務める。多様な人や組織をつなぎ、多文化共生の地域づくりに取り組む。多文化社会コーディネーター(多文化社会専門職機構認定)。